<親善試合:日本1-0ベトナム>◇7日◇ホームズ

 「日本の心臓」が欠場した。国際Aマッチ111試合のMF遠藤保仁(31)は、右足内転筋痛のため大事を取って出場を回避。ピッチサイドで右足のストレッチを繰り返しながら、苦戦する試合を眺めていた。機能しなかった3-4-3システムに「久しぶりだったし、3人目の飛び出しとか、いいところもあった。少しずつ直していければ」と最年長らしく前向きに見ていた。

 代表戦での不出場は、昨年9月の親善試合グアテマラ戦以来14試合ぶり。「外から見るのも勉強になりますし、どういう状況であれ、常にピッチに立っていたいと思いました」と体をうずかせていた。右太ももの状態は上向きと言い「自分で言えば、(フル出場した2日のリーグ戦浦和)レッズ戦より良くなっている」と11日のW杯アジア予選タジキスタン戦(長居)への出場に意欲を見せていた。