日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が、12月8日に日本で開幕するトヨタ・クラブW杯の全試合を視察する意向であることが17日、分かった。

 クラブ世界一を決めるこの大会には、欧州王者でメッシ擁するバルセロナ、ブラジルの名門サントスなどの各大陸王者と、開催国枠として今季のJリーグ王者の計7クラブがトーナメント方式で頂点を争う。

 日本代表は15日のW杯アジア3次予選・北朝鮮戦で年内の全日程を終了している。早めにイタリアに戻ることも考えられたが、この日、名古屋市内で開催された抽選会に参加した日本協会の小倉純二会長は「ザッケローニ監督はクラブW杯の全試合を見たいと言っている。大会が終わってから、クリスマスに備えてイタリアに帰ることになる」と明かした。