サッカー男子日本代表のザッケローニ監督は5日、Jリーグの新シーズンが4日に開幕したことについて「やっと始まって非常にうれしい。代表選手たちの成長ぶりを見届けたいし、新しい発見も楽しみ。今季はJ1の全チームの試合を視察するつもりだ」と話した。

 6月に始まるW杯ブラジル大会アジア最終予選に向け、新戦力の発掘にも意欲的で「Jリーグは、出場機会を与えられる若手の多さが世界でも屈指だ」と期待感を口にした。

 代表チームについては「もっと相手陣内深くにパスを通す縦への意識や、遠めからシュートを打つ積極性が必要」と課題を挙げた。