日本サッカー協会は18日、トゥーロン国際大会(23日開幕・フランス)に出場する男子のU-23(23歳以下)日本代表20人を発表し、昨年11月以来の復帰となる酒井高徳(シュツットガルト)や初選出の高木善朗(ユトレヒト)ら欧州組5人を選んだ。同大会は、5大会連続9度目の出場となるロンドン五輪への重要な強化の場となる。

 欧州組はほかに宇佐美貴史(バイエルン・ミュンヘン)大津祐樹(ボルシアMG)指宿洋史(セビリア・アトレチコ)。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で決勝トーナメントに進んだ名古屋、柏、東京の選手は外れた。

 日本は20日に集合して練習した後、21日未明にフランスへ出発。1次リーグA組でトルコ、オランダ、エジプトと対戦する。同組2位までに入れば準決勝に進出する。

 選出されたメンバーは以下の通り。

 【GK】増田卓也(広島)、安藤駿介(川崎F)

 【DF】比嘉祐介(横浜)、大岩一貴(千葉)、山村和也(鹿島)、鈴木大輔(新潟)、吉田豊(清水)、浜田水輝(浦和)、酒井高徳(シュツットガルト)

 【MF】山本康裕(磐田)、村松大輔(清水)、水沼宏太(鳥栖)、東慶悟(大宮)、扇原貴宏(C大阪)、宇佐美貴史(Bミュンヘン)、高木善朗(ユトレヒト)

 【FW】大津祐樹(ボルシアMG)、斎藤学(横浜)、大迫勇也(鹿島)、指宿洋史(セビリア・アトレティコ)