<U-20女子W杯:米国2-0ナイジェリア>◇4日◇国立◇準決勝

 米国が、フル代表のFWモーガンらを擁して優勝した2008年以来の決勝に進んだ。ナイジェリアのスピードに振り回されて劣勢が続いたが「後半に2度、フォーメーションを変えたことが奏功した」とスワンソン監督。徐々にボール保持で落ち着き、ゴール前の体を張った守備も光った。

 1次リーグとは見違えるチームの成熟ぶり。ヘディングで先制点を決めた19歳のブライアンは「多様なタイプの相手と対戦できた教訓が生きた」と話した。ファーストネームが「モーガン」は、本家と違いMFだが「彼女がどうやってゴールを決めるのか、いつも注目している」と目を輝かせた。