日本プロサッカー選手会(JPFA)の藤田俊哉会長(39)が24日、日本サッカー協会が開示した日本代表選手の勝利ボーナスなどの資料について注文をつけた。23日に協会の公式サイト内にアップされたが「一方的な内容。こちらの要望や意見も掲載するべきだったのでは」。同サイトでは協会から選手への支払金額が細かく明記されているが、選手会側の要望との差が見えにくいというのが理由。

 同会長は、代表選手の待遇改善は協会側への要望の1つにすぎないことも強調。「1シーズン200万、300万円でプレーしている選手がたくさんいる」とし、セカンドキャリアの補償制度確立も求めている。他競技に比べ選手寿命の短さにも触れ「選手の1年は普通の人と長さが違う」とも。小倉会長が23日に発言した選手会批判については、「我々の前で話してほしい」と対話を求めた。