日本協会は4日、欧州遠征の親善試合フランス戦(12日、サンドニ)、ブラジル戦(16日、ウロツワフ)に向けたメンバー23人を発表した。

 G大阪のMF遠藤保仁(32)が、代表キャップ数歴代単独トップを目指す。現在、キャップ数日本最多122の井原正巳に続く歴代2位の121で「井原さんの記録を塗り替えられればうれしいし、まだまだ伸ばしていきたい」と、記録更新に意欲。試合については「僕らが勝つ可能性もあるし、引き分けでいいとは思っていない」と話した。また、9月のW杯アジア最終予選イラク戦に累積警告で出場できず、6月の同オーストラリア戦以来の招集となったDF今野泰幸(29)も「引いて守ることはしたくない。練習試合だしチャレンジしたい」と、強豪からの白星奪取を狙う。