日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(60)が柔軟に布陣を変更するイタリアの適応力を称賛した。27日にフォルタレザで行われたコンフェデレーションズ杯準決勝スペイン-イタリア戦を視察。同行した日本協会の原強化担当技術委員長によると、指揮官は「相手に応じて4バックと3バックで普通に対応できる」と感心していたという。この日、イタリアは通常の4バックから3バックに変更、スペインの攻撃を抑えた。ザッケローニ監督は自身も目指すシステムの使い分けをたたえた。原委員長は北部フォルタレザの蒸し暑さ、移動距離について「本番で鍵になる」と懸念していた。