フローニンゲンMF堂安律のリーグ開幕戦スタメンに期待がかかってきた。

 開幕前の最後の練習試合で、4-4-2の右MFとして先発。強敵Rソシエダードが相手とあって守備に回ることが多かったが、1対1に勝ったり相手ボールを何度か奪うことに成功。攻撃でもワンツーパスからドリブルで仕掛け、1人かわしてシュートまで持ち込む好プレーをみせた。前半終了で退いたが、3試合連続のスタメン出場を果たし、定位置奪取へ大きく前進した。

 堂安は「グラナダ戦より自分の良さは出せてた。良い出来の前半だったかなと思います。交代選手も(あらかじめ)決まっていそうだったので、特に(代えられたことは)気にはしてません。手応えありの、開幕までの試合だったのかなと思ってます」と、納得の表情をみせた。

 オランダリーグは12日に開幕。フローニンゲンは13日にMF小林祐希が所属するヘーレンフェインとホームで対戦する。

 試合は前半34分にRソシエダードFWウィリアンに先制弾を許し、後半38分にもFWアギレチェにヘディングシュートを決められ、0-2で敗れた。