英国がEUからの離脱を決めたことを受けて、プレミアリーグでは同リーグでプレーを希望するEU圏外出身選手のプレー条件が変わると29日にAP通信が報じた。

同国はすでに1月31日に離脱しているが、20年末まではEUの経済圏および規則内にとどまっている。

現在、EU圏外の出身選手がプレーするためには、FIFAランク50位以内の国の選手であること、過去2年間の自国A代表での公式戦出場率が3割以上あること、選手の価値の基準となる移籍金が一定額以上など、リーグが定めた厳しい要件を満たす必要がある。しかしEUから離脱したため、他大陸からの選手に対しての雇用について新たなレギュレーションが必要となる。

同国サッカー協会は28日、現状維持を望んでいたプレミアリーグに対して新しいシステムの計画を明らかにした。新制度では選手の就労許可の可能性を広げるため、国際試合での出場数やFIFAランク、移籍金が考慮されることになるという。導入について協会は「欧州の選手数や、国内での競技の権威にマイナスの影響を与える可能性はある」としている。また代表チームという点において、国内の才能ある選手がプレミアリーグでプレーする機会を最大限に広げたいという狙いもあるという。

現在、FIFAの規制を免除され、16歳または17歳の選手をヨーロッパの他国リーグとの間で移籍させることが認められている。ただし離脱後はここから外れることになる。

1チーム25人の中で、現状では8人となっているホームグロウン(下部組織出身)選手を何人にするかという点ではまだ合意に至っていない。