6月に開幕するW杯北中米大会に出場する全48チームが出そろった。残り6枠の出場権を懸けた最後の戦いが3月31日(日本時間4月1日)に各地で行われ、欧州プレーオフ(PO)から4、大陸間POから2の計6チームが切符を手にした。W杯4度の優勝を誇る伝統国イタリアは、3大会連続で本大会出場を逃す事態となった。

   ◇   ◇   ◇

イラクはゆかりあるメキシコの地も味方したのか、モンテレイを舞台にボリビアを2-1で下し、最後のW杯切符を手にした。86年メキシコ大会以来、40年ぶり2度目。後半8分、右からのパスをFWフサインが右足で押し込み決勝点を挙げた。米イスラエルの攻撃の影響で中東情勢が悪化。メキシコへの渡航が困難となり、一時は大陸間プレーオフ出場が危ぶまれた。Jリーグで選手、監督として活躍したアーノルド監督は4600万人国民の夢をかなえ「イラク人特有の闘志と体を張って戦う精神こそが勝利の鍵だった」と称賛した。