【バレンシア=高橋智行通信員】スペイン1部リーグのバレンシアに加入した19歳のMF佐藤龍之介が、今シーズン初戦となったホームのセルタ戦に先発出場し、新天地デビューを果たした。

今夏、FC東京から移籍金400万ユーロ(約7億4000万円)で加入した佐藤のプレシーズンマッチ成績は6試合2得点3アシスト。コルベラン監督の信頼を早々に勝ち取り、開幕戦でいきなりスタメン入りを果たした。

スペインリーグデビューを達成した佐藤は2トップの一角で試合をスタート。右寄りでプレーしながらピッチを動き回り、ボールを呼び込んで積極的にディフェンスラインの裏を狙い、時に中盤に下がってゲームの組み立てに参加し、チームメートとうまく連係した。一方、相手にボールを持たれた際は前線からプレスをかけ、状況に応じて右サイドまで引いて、5-4-1の守備ブロックを形成した。

チームが攻撃の形をうまくつくれない中、佐藤は前半10分にペペルの縦パスに反応し、うまい飛び出しからゴール前のダンジュマに好パスを送るが、ボールを受けた時のポジションがわずかにオフサイドだった。

後半は守備に追われる展開となり、ボールにほとんど触れられないまま、後半12分にサディクと交代した。だが、ピッチを去る際、観客がその交代に抗議するため、コルベラン監督にブーイングを飛ばしていた。