来年1月2、3日に行われる第92回東京箱根間往復大学駅伝に出場する21チームのエントリー選手(各16人以内)が10日発表された。

 11月の全日本大学駅伝を制した東洋大の酒井監督は挑戦者の姿勢を強調した。層が厚い青学大の優位は揺るがないと認め「いい戦術があって、最高の状態でないと勝てない」と今後の調整の重要性を説いた。

 来年2月の東京マラソン出場を視野に入れる4年の服部勇馬と、3年の弾馬の兄弟が中心。酒井監督は山上りの5区に入った時点で青学大に先行していることを勝利の条件に挙げ「1秒でも前に行きたい。平地で相当頑張らないといけない」と表情を引き締めた。