青学大が圧倒的な強さで2年連続2度目の優勝を果たした。1区から一度も首位を譲らない「完全優勝」は1977年の日体大以来39年ぶり12度目の快挙となった。

 監督、選手のコメントは以下の通り。

 原晋・青学大監督 (6区の)小野田が120パーセントの出来だった。あそこでほぼ優勝を確信した。全日本大学駅伝の負けを成長につなげることができた。これからもスピード強化、距離強化の両輪で育成したい。

 1区・久保田 2回も優勝できて良かった。けがばかりしていても使ってくれた。感謝したい。

 2区・一色 トップで来てくれたので、落ちるわけにはいかなかった。

 3区・秋山 全日本大学駅伝は不本意な結果だったので、悔いの残らないよう走ろうと決めていた。

 4区・田村 最低限の走りになったが、チームに貢献できた。一色さんや秋山さんを超えられる存在になっていきたい。

 5区・神野 チーム全員で勝てた。昨年以上の喜びを感じている。監督と4年生に感謝の気持ちでいっぱい。実業団に行って上を目指したい。

 6区・小野田 楽しんでいこうと思った。(今後は)後輩を引っ張っていける先輩になりたい。

 7区・小椋 区間新は出せなかったが、差を離せたので役割を果たせた。4年間走れて幸せ。

 8区・下田 先輩が差を広げてくれたので、絶対区間賞が取れると思った。とてもリラックスして走れた。

 9区・中村 区間賞も狙っていたが、7位で悔しさが大きい。借りは箱根駅伝で返すしかない。

 10区・渡辺利 僕がこれ(1位)を終わらせるわけにはいかないという使命感でつないだ。最高のフィニッシュだった。