最優秀選手には1区で区間賞の青学大の久保田が選ばれた。

 6区で区間新記録を樹立した日体大の秋山との争いになったが、2連覇への道筋をつけた快走が高く評価された。最終学年を迎えた優勝校のエースは「4年目に取れて幸せ」と相好を崩した。

 熊本・九州学院高出身。箱根駅伝の提唱者で同郷の金栗四三の姓を冠した「金栗杯」が受賞者に与えられることもあり「ずっとMVPに憧れ、目指したいと思っていた」と喜びもひとしおの様子だった。