来年1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝に出場する23チームの区間エントリーが29日、発表された。

東洋大の酒井監督は、5大会ぶりの総合Vに向けて「往路を優勝して、なおかつ、どれぐらいの差をつけられるか。往路が終わって1分以上は欲しい」と話した。往路には、前回大会の経験者3人がエントリー。2大会連続で1区を走る西山は、前回大会で1年生ながらに区間賞に輝いた実力者で「勢いをつけてほしい」と期待した。

前回2区だったエース相沢と3区山本はこの日は補欠としたが、往路当日はエントリー入りが濃厚だ。そうなれば往路は全員が前回大会経験者となり、前回大会は36秒だった2位青学大との差を1分以上広げるチャンスは十分ある。「相沢も山本も調子は上がってきている。2人とも日本人トップをとってほしい。往路に主力が集まれば総合優勝も狙える。青学さんをひとり旅させないようにしたい」と意気込んだ。