陸上男子100メートル日本記録を持つ桐生祥秀(23=日本生命)が25日、オーストラリア合宿に出発した。

9秒98を出した昨オフはイベントに引っ張りだこだったが、今オフは少なかった。同級生の川上拓也が60メートルの日本記録を更新しただけに「もう一ブームを起こせる走りをしたい」。

現地では来月23日のレースに100、200メートルでエントリー。春の調子が1年を左右すると捉えるだけに「3、4月でできるだけ速いタイムで走りたい」とした。