すでにMGC出場権を得ていた岩出玲亜(アンダーアーマー)が、3年前のこの大会で出した自己記録を46秒更新し、日本人トップの5位と健闘した。

ペースメーカーが離れた30キロ以降も第1集団の後ろで粘りの走りを見せ、41キロ手前で福士を振り切った。海外勢のペースアップについていけなかった点は「ずるずると落ちた」と反省しながらも「ああいう展開だったけれど、チャレンジできた」と納得顔。MGCへ貴重な引き出しを増やした。