一般参加の吉田祐也(23=GMO)が、2時間7分5秒(速報値)の好タイムをマークし、2度目のマラソン出場で初優勝を飾った。「タイムよりも順位を狙っていた。100パーセントの力を出せた。優勝できてうれしい」と喜んだ。

以下、吉田祐也との主な一問一答

-最後は抜け出した

吉田 30キロ以降が勝負だと思い、風よけを使いながら、できるだけ余力を残した。

-2時間7分台の好タイム

吉田 競り合いがなかった中でこのタイムを出せたことは良かった。

-2度目のマラソン挑戦。1度目との違いは

吉田 ペースが速くても余力を残して走れた。30キロを迎えたときも、「もう30キロか」と気持ちの面で余裕があった。

-コロナ禍の自粛期間はどう過ごしたか

吉田 心理学や運動生理学など、学術系の論文をよく読んだ。知識があるのとないのとでは、同じトレーニングをしていても全然違うので。

-過去のレースなどを見て研究することは

吉田 今回は大迫さんが3位に入ったとき(17年福岡国際)の走りを参考にした。集団で走っているときの位置取りなどが勉強になった。