第97回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)に向けて、東海大が16日、オンライン会見を行った。2年ぶりの優勝を目指す両角速監督(54)は、館沢ら「黄金世代」が抜けた今年について「大幅な戦力ダウンということはないかなと思っている。ただ選手層は去年ほど厚くないので、復路優勝という感じではない。何とか往路で優勝して逃げ切るか(復路の)競り合いでいって先着したい」と青写真を描いた。

チームの柱は4年生3人。主将柱の塩沢稀夕は「チーム一丸となって戦えている」と手応え。副将柱の名取燎太は「チームに勢いを与えられるような走りができればいい」。山登り柱の西田壮志は「誰にも抜かれないような新記録を出して卒業していきたい」と3年連続となる5区に照準を合わせた。3本柱が最後の箱根でチームを勝利に導く。