将来が期待される青山華依(はなえ、18=大阪高)がU-20(20歳未満)室内日本記録を樹立した。7秒38をマーク。18年に岡山・倉敷中央高の斎藤愛美(大阪成蹊大)が記録した7秒39を上回った。レースを終えると「もうちょっとタイムは出したかったです」と初々しい表情で振り返った。

本職となる屋外の100メートルでは、高2だった19年日本選手権で3位。春からは甲南大に進学し、男子100メートルの元日本記録保持者である伊東浩司氏(51)の指導を受ける。楽しそうに練習している先輩の姿に共感したといい「日本選手権と日本インカレ(日本学生対校選手権)で優勝を狙っていきたいです」。新たなステージでの目標に突き進む。【松本航】