総合13位に沈み、第95回大会以来3年ぶりにシード権を逃した早大の相楽豊監督(41)は「これが今のチームの力」と現実を受け止めた。

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1位の青学大と7分9秒差の11位で出たが、山下りの6区柳本匡哉(2年)が区間19位と厳しいスタートだった。8区に起用された千明龍之佑主将(4年)らも巻き返すことができなかった。

往路では期待の1万メートル27分台トリオが誤算だった。1区井川が16位、2区の中谷も14位と出遅れた。3区太田も13位から順位を上げられず、前半戦は11位で終えた。巻き返しを期した復路。相楽監督は「山以外でどうやって稼ぐかが課題だったけど、できなかった」と唇をかんだ。

箱根路を過去13度制した名門校だが、来年は予選会から出場を目指す。「まずは学生と話をする。私の評価もあるし、学生たちの評価もある。一から全部作り直すつもりでやっていきたい」とリベンジを誓った。