箱根駅伝で2年ぶり6度目の総合優勝を果たした青学大が11日、都内の同大で報告会を行った。

雨が降りしきる中、集まった学生を前に、原晋監督は大会新記録での総合優勝を報告。「100年の歴史の中で、タイムを約4時間22分縮めた。山を下ったあたりで、大手町にゴールしたということ。学生たちの進化です」。さらに「来年は走った10人中、8人が残る。パワフル大作戦パート2と称して、さらなる躍進をお約束します」と活躍を誓った。

青学大は選手層が厚く、史上最強と言われながらも出雲駅伝、全日本大学駅伝は2位だった。主将の飯田貴之(4年)は「優勝という最高の形になりました。10人がしっかり力を出し切って勝てた。(学生3大駅伝の)最後の箱根駅伝で、選手層が厚いことを部員全員で証明できたことがうれしい」と笑顔で報告した。