東京五輪の1万メートル代表で7位入賞した広中璃梨佳(21=日本郵政グループ)が長崎から最終9区(10キロ)で起用され、31分27秒で区間賞に輝いた。

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10位でタスキを受け、勢いよく飛び出すと、着実に順位を上げ、5人抜きの5位でフィニッシュ。16年から6大会連続区間賞で、3大会ぶりの入賞をたぐり寄せた。「1年に1回で楽しみなレース。区間賞は目標にしていたけど、何よりもチーム全員で戦って入賞するのが一番の目標」と振り返った。昨年8月の東京五輪1万メートルは自己ベストの31分0秒71で、日本人勢として同種目25年ぶりの入賞を果たしていた。5000メートルの日本記録保持者らしく持ち前のスピードで、チームを上位に押し上げた。