陸上男子100メートルの日本記録保持者、山縣亮太(29=セイコー)が、オレゴン世界陸上(7月、米国)の代表選考会を兼ねた日本選手権(6月9日開幕、大阪・ヤンマースタジアム長居)を欠場する。

25日、自身のツイッターを更新し、欠場の意向を記した。

「今回の日本選手権を欠場することに致しました。楽しみにしてくださっていた皆様申し訳ございません。30歳節目のレースに出場できないことは私自身大変残念ですが、来年、再来年に向け色々改革中なのでもう少し時間を頂けると幸いです。今後とも変わらぬご声援の程よろしくお願いします」(原文まま)。

昨年10月には右膝蓋腱(しつがいけん)炎で手術を受けた。7月の世界選手権については「可能な限りチャレンジをしていきたい」とコメントしながらも、右膝の状態を見極める考えを示していた。