陸上の12年ロンドンオリンピック(五輪)代表の横田真人氏(35)が2日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場で、スイスを拠点とするスポーツブランド「On」のアスリートストラテジーアドバイザーに就任した。

横田氏は中長距離に特化したトラッククラブ事業などを行う合同会社「TWOLAPS」代表を務めており、中距離大会「MIDDLE DISTANCE CIRCUIT」(MDC)を運営。オン・ジャパンが同大会の本年度のスポンサーになることも発表された。

オン・ジャパン共同代表の福原裕一氏とともに登壇した横田氏は「陸上競技の景色を変えたい。陸上を再定義したい」と意欲を燃やした。

海外のレースでは「レーンを犬の散歩に使っているところもある」ほど、陸上競技が日常に溶け込んでいる面があるという。そうした光景を日本で生み出すことを目指す。「陸上競技場の景色を変えるチャレンジが大きなテーマになる。自信を持って加速できる、形としてお見せできる1年になる」と声をはずませた。