桐生祥秀(29=日本生命)は10秒28(向かい風1・1メートル)の3組5着で予選敗退した。

予選突破の条件は各組上位3人と4位以下のタイム上位3人。

桐生は6レーンに入った。

左隣の5レーンは、23年ブダペスト大会短距離3冠のノア・ライルズ(米国)、右隣の7レーンは、9秒88を誇るアキーム・ブレーク(ジャマイカ)と、強豪2人に挟まれる形だった。

出だしは実力者に並ぼうとする形だったが、伸びきらず「もう1~2本走ろうと思ったけど、走れなかったので。自分のふがいなさが出たのかなと思います」と振り返った。

桐生は、7月の日本選手権で5年ぶりに優勝。さらに8月には、8年ぶりの9秒台となる9秒99をマークした。19年ドーハ大会以来6年ぶりに個人種目で、世界舞台に戻ってきた。

ここまでのシーズンについて「日本選手権を優勝して世界大会に個人で出られるので100点じゃないですか」と話していた。

その上で「今のランキングを見ると、組に4、5人は9秒台の選手がいると思う。その中で気負わずに予選をしっかり通れば」と意気込んでいた。

今後は男子400メートルリレーへと気持ちを切り替えた。まだ大会初日であり「リレーもあるかもしれないから、心を切らさず、東京の世界陸上、しっかり準備したいと思います」と言い切った。

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