どーもです。アプローチがぶっ壊れています。それまでは比較的得意かと思い込んでいたグリーン周りの寄せですが、あるときトップを連発して以来不調になりました。昨年11月末、例の相性の悪い人とのラウンドした際、「めっちゃ、しゃくってるよ!」と指摘されました。そんなつもりは全くないのですが、トップを怖がるあまり、ボールを上げようとしていたのかもしれません。スイングを直すのと同時に、取り敢えず対処法として手を出したのがアナライズ「R25」チッパーです。筑波国際CCと唐沢GC三好Cの2ラウンド投入での使用感をレポしたいと思います。


まずは見た目から。


ピンタイプパターそのままです!!

フェース

ソール

スラントネックになっていました。ロフトの傾斜分、後方に下げられているような感じですかね。

構えてみてもピンタイプパターそのままでしたね。パターイメージのまま使えそうです。

シャフトはなんだかわかりませんが、マークさんの顔シールモデルw

マーク金井氏が主宰するアナライズより発売されているパター型チッパーですが、マークさんがよくラウンドしている赤羽ゴルフクラブにちなんで「赤羽ウエッジ」とも呼ばれています。


個人的には、チッパーというクラブに何の偏見も抵抗もありません。実際、キャロウェイのオデッセイ「X-ACT」やPRGR「R35」も試したことがあります。この両者と確実に違う点はロフト。「X-ACT」は37&46度、「R35」はそのまま35度ですが、この「R25」もそのまま25度です。


グリップは丸形を採用。「パター感覚で打てるのが売りであれば、パター用のグリップを挿せばいいのに」なんて思ってしまいましたが、ウエッジやアイアンにパターグリップを挿すのはルール違反だってことを忘れていました(笑)。そうそう、ルールといえばこの「R25」チッパー、ちょうどお借りした昨年末辺りにR&Aの認可を通り、ルール適合モデルとなったようです。


「X-ACT」「R-35」のイメージだとちょっとロフトがあり過ぎて、パターイメージよりもボールが上がり過ぎてしまう感じもありました。また、30yほどの長い距離になると、ボクがハンドファーストに打っているのか、どうしてもスピン量が増えて、最初のバウンドで大きく跳ねてしまい、距離感を出せないという感覚もありました。まあ、ぶっちゃけダフリもトップもやってしまい、自分のことをタナに上げて「いうほど簡単じゃないじゃん!!」なんて毒づいたりして…w


「R25」はロフトも立っているので、その辺はクリア。パター感覚なので打ち出し方向をより管理しやすいこと、しっかりフェースに乗せる感覚を持てることもメリットかな。でもボクの場合、パターでフォワードプレスを入れているので、ハンドファーストになりやすいという傾向もありました。この「R25」はハンドファースト厳禁に感じましたが、これってチッパー全般かな?


ボクの場合、パターは逆オーバーラッピングで握っていますが、全く同じようにグリップして、パターと全く同じストロークで打ってやれば、ホンの少しだけキャリーが出て、あとはランのイメージでした。ロフト角通りに打てれば、ロフトが少ない分ワンバウンド目が上に行かず、前に行ってくれますね。


夏ラフでどこまで打てるかはわかりませんが、冬芝であればラフからでもパター感覚で打てるのもグッド!! 距離感のイメージはパターでの出し方とほぼ同じかな。もちろん似て非なるものなので、それなりの慣れは必要ですが、他のチッパーのよりは慣れるのも速そうだったことも、実はメリットかもしれません。


まだまだこの「R25」の実力を引き出し切れていませんが、確実にメリットを享受しています。この2ラウンドで1回もダフリはないし(これでダフったらおしまいだけど!!w)、少なくとも20y以内は確実に3打以内で上がれています。


手っ取り早く無駄なミス(ザックリとか、トップとか)を撲滅するには、「R25」はうってつけでしょう。


ボクは気になりませんが、よくチッパーを使っていると「そんなの使っているのか?」という周囲からの心無い突っ込みや、使用者自身にもどこかに恥ずかしさもあると耳にします。でもこの「R25」なら、パターで寄せているように見えます!! テキサスウエッジ状態を演出してくれるのも、実はメリットかも(笑)


マークさんや購入者の動画を見てみると、結構長い距離でも使っています。ボクはまだ20y以上の距離感が今イチですが、この「R25」を使用する上でメリットこそあれ、デメリットはこれといって見当たりませんでした。ということで、取り敢えずボクも購入予約してしまいました(笑)


でも、ボクにとってこれは、あくまでも対処療法。普通のウエッジでのアプローチのリハビリも平行して行っていきます。