どーもです。昨年末にお届けしたラウンドレポートのアドニス小川カントリー倶楽部と今年1発目の更新となった、筑波国際カントリークラブに加え今週紹介した唐沢ゴルフクラブ三好コースのラウンドで、ムジークのレーザー距離計「ターフライダー プロスロープ」を投入しました。実はボク、これまでレーザー距離計を使ったことがありませんでした。ブッシュネルの購入をずっと検討しつつ、未購入のまま今日に至っています。そんなレーザー距離計初心者のボクが実際に使ってみたレポをお届けしますが、いかんせん他のレーザー距離計との差がわかりません。というわけで、GPSタイプとの差を中心に紹介したいと思います。


まずは見た目から。


ブッシュネルも同様でしょうが、いうまでもなくハンディタイプですよね。個人的によかったのは、親指のグリップ部分が凹んでいるので握りやすかったこと。他のレーザー計測器がどうなっているのかは知りませんが、これはいいじゃんって!! 「ターフライダープロスロープ」は高低差も計測できるモデルですが、そのオンオフはボディ左のプレートをスライドさせるだけでした。

レンズ部分はこんな感じで

反対側からみるとこんな感じになっていました。レーザー距離計は対象物にレーザーが当たって戻ってくる速度でその間の距離を測るもの(ですよね?)。レンズが2つあるのは、往復した光と実際に当てた光とのズレを計ることで、その間の距離を計るため、でしたよね。

重量ですが、めっちゃ軽量!! 同伴者でブッシュネル(どのモデルかは分かりません!)使用者がいたので比較してみましたが、ターフライダーのほうが軽かったですね。ブッシュネル使用者もターフライダーを持って「軽っ!!」となっていましたから!


レーザー距離計初心者だったので、ピンに当てる際もフラッグなのか、根元なのかがわからず、同伴者に聞いちゃいましたが、ほとんどがフラッグに当てているようですね。そう聞いて何度が計ってみましたが、上部のボタンを押してもコロコロ数値が変わってします。


「これどうやって計るの?」


見かねた同伴者が「対象物に焦点が合えばブルッとするか、ピッピッて音がするはずですよ」。そうなのね…!! その後、ピンフラグに焦点を当てて長押しすると、ブルってきました(笑)


のちのち調べていて分かりましたが、このターフライダーはどうやら一番近い対象を検出してくれるようです。これが「ピンフラグスキャン機能」らしく、ここに至って「ピンフラグに当てるのね!!」と確信を得たのでした。そしてこれは、手ブレ防止の効果にもなるようです。ボクの場合、実際に計測していても、結構手ブレが激しかったので、この機能を認識してから投入した唐沢GC三好Cラウンドはストレスなしでした。


当たり前ですが、対象物にレーザーが当たらないと距離は測れません。筑波国際CCでピンが見えない打ち上げホールでは、セカンドの距離を測れませんでした。こういうときにはGPS距離計のほうがいいのでしょうが、GPS距離計だとグリーン手前、センター、奥の距離しか分からないことと、レーザー距離計との差が結果ありました。


レーザー距離計のメリットはなんと言っても、距離が正確なこと。実際にその場で測るわけですからね。GPS距離計はどうしても誤差が発生します。ガーミン「アプローチS60」と比較してみましたが、あくまでもザックリして数値ですが、最大で10yは違うこともありました。


もう年齢が年齢なので「老眼で大丈夫?」と思っていましたが、これは杞憂でした。めっちゃクリアに見えました。そして、おそらく最大のメリットは価格かと思います。ブッシュネルは結構高額ですよね。現在ガーミン「アプローチS60」使用ですが、これも結構高額だったので、プラスで購入するにはちょっとした決意が必要かなって。ボクの場合、これが今日まで購入に至らなかった最大の要因です。でも、ターフライダーのこの価格であれば、そこまでの決意は要らないかかなってw


GPS距離計の場合、コースが改修されたり、そもそもコースデータが無かったりすると、役に立ちません。何度かそんな経験もありました。また、ドッグレッグで曲がっているところまでとか、池越えに何ヤード必要とかの場合は、確実にレーザー距離計の方が楽ですね。GPS距離計だと操作が必要なので、同伴者にレーザー距離計使用者がいるときは、お願いして計ってもらっていました。


そんなレーザー距離計ですが、このターフライダーを使ってみて気になったことが2点ありました。


まずは、サングラスでプレーしていて、逆光で対象物を見たとき、画面が見えにくかったこと。サングラスはオークリーのプリズムレンズモデルですが、ほぼ画面が見えず、サングラスを外して画面を確認しました。


もう1つは、携帯ケース。ウオータープルーフ加工が施され、磁石で開閉するタイプですが、磁力が弱く、気が付くとフタ部分が開いてしまうのが気になりました。ボクの入れ方も悪かったのかもしれませんが、1度バンカーショットを打った後、バンカーに落ちてしまい砂まみれになってしまいました。そもそも、サイズが若干小さめに感じました。もう1cm深くてもいいかな!

普段、GPS距離計を使用しているボクとしては、各ショットを記録できる機能(ボクの場合、全て手動ですけど)もメリットの1つだったりします。仮に今後、レーザー距離計で計測距離表示画面を保存できるようになって、それをアプリ等と連携して取り出せるようになればいいな~なんて思いました。そんなモデルがすでにあったらすみませんですけどw


今回お借りしたムジーク「ターフライダープロスロープ」ですが、おそらくこのまま購入となるでしょう!!

<ムジーク「ターフライダー プロスロープ」>

【サイズ】114 x 73 x 40mm

【重 量】193g(電池含まず)

【価 格】1万9800円 ※税込み