どーもです。PRGRのニューモデル「スーパーegg」シリーズですが、今日紹介するアイアンがオオトリです。ルール適合外で禁断の高反発モデルですが、それでもここまで飛んでくれると、気持ちがいいですね。年齢や病気など、さまざまな理由の飛距離ロスでゴルフを諦めようとしている方がいるとしたら、ダマされたと思ってこの「スーパーegg」シリーズを試してみて欲しいですね。このアイアンも驚愕の飛距離でした。なお、アイアンは2015年モデルからモデルチェンジをしていないようで、なんと7年ぶりのニューモデルです! 何ともあれ、いってみましょう。


まずは見た目から。


構造的には、中空構造でした。試打時には全く気付いていなかったけど(汗)

フェースはラージだけどシャロー。トゥ側トップが低いほぼ長方形チックな形状で、リーディングエッジはやや丸みを帯びていました。

ソール幅は超ワイド!! 一応リーディングエッジがしっかり削られていますが、それにしても広いですね。ボクの中では過去1、2を争う超ワイドソール!

ネックはグースかな。フェースプログレッションは大きめですよね。ミドル~トップのバック部分も幅が厚めだし、ソールに至っては超ワイド! って前に書いているけど…

構えてみるとこんな感じ。構えて、バックフェース後部に厚みが見えるのは、ボクにとっては苦手なポイントです。でも、このロフトでしっかり球を上げようとしたら、このような形状になるのも仕方ないのかなって思います。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「M-40」(SR)装着モデルの#7。スペックは、ロフト角25度、ライ角62度、長さ38.25インチ、総重量343g、バランスC9.5。シャフトスペックは、重量46g、トルク4.6、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。


持ってみた感覚ですが、重量的にはめっちゃ軽め。グリップもかなり細めですが、この辺はもう言わずもがなですよね。シャフトを手でしならせてみても、めっちゃしなります。ウッド系同様見た目でも細めで、しなりポイントはほぼ真ん中辺り。ワッグルしてみると、バランスが軽めのわりにはヘッドの動きが大きめ。素振りしてみると、ウッド系以上にヘッドが返って球をつかまえてくれそうなイメージなので、フッカーのボクには厄介そうな動きでした。


このアイアンもHS40m/sイメージでゆったりスイングでしたが、実際に打ってみるとまずこのロフトでもガッツリ球が上がります。でも、やはり素振りのイメージ通り、かなりヘッドが返って、つかまりがよく、最初の何球かは引っ掛けからのフックを連発。「これくらいかな?」とつかまりを調整した結果、ボク的にはややカット打ちイメージでいい感じでした。でも、なんだか擦っているようなイメージもあって、インサイドアウトを意識して右前にヘッドを放り出して、できるだけフェースを返さないイメージで打ちました。それでも、サイドスピン4ケタですからね!! これはめっちゃつかまりますわ! あとは打感がかなり独特というか、硬さを伴う弾き系で、とにかく球離れが速かったですね。それでもこの3球平均約197yには、ちょっとビックリ。これだけ飛んでくれれば、打感が硬くても許せちゃうかも?(笑)


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS40.6m/s、初速52.0m/s、打ち出し角17.3度、バックスピン量3155.2rpm、サイドスピン-1055.3rpm、飛距離196.8y

【ベスト】

HS40.5m/s、初速51.9m/s、打ち出し角18.1度、バックスピン量2797.7rpm、サイドスピン-998.7rpm、飛距離200.1y


打感は前記通り、硬さを伴う弾き系。音もカンカンした高音系で、その辺の影響も大きいと思います。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータがこちら


なお、いつもの感覚で打ってみたのがこちらで


そのスカイトイラックデータはこちら


弾道的には文句なしの高弾道で、ロフト角を考えれば超高弾道といえるでしょう。あれだけ低深重心に見えるボディなので、まあ、球は上がるでしょうね。バックスピンは少なめだけど、サイドスピンは前記通りですので…。あっ、これはボクのスイングの問題か!!


出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー系。ただし、インサイドアウトでヘッドを右前に放り出すイメージ&フェースを返さないという条件付きです。


シャフトフィーリングと振り感ですが、ダウンからインパクトにかけて、かなりヘッドが走った上で、なおかつ返るイメージでした。むしろカット打ちのほうがよかったのかな? まあ、その辺は今となってはいっても仕方がないですけど。そうそう、ウッド系は元調子だったけど、このアイアンは中調子。ぶっちゃけ、ボクはその差が分かりませんでした。ボクにとっては、ウッド系もアイアンも中調子に感じたけど、「ウッド系シャフトをアイアンに挿したら、もっとつかまりが抑えられるのかな?」、なんて思っちゃいました。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/s辺りにオススメ。スイングタイプ的には払い打ち系のスインガー向けで、持ち球的には断然スライサー向けでしょう。禁断の高反発モデルですが、前記通りのさまざまな理由でHSが落ち、「かつては超えたハザードが越えなくなったから、もうゴルフはいいや」などと思っている方がいたとしたら、ぜひこのスーパーeggを試してください!! こういうクラブを使えるのもアマチュアならではですからね! それにしても今回の試打では、いかに普段のスイングがインパクトに向かって減速しているかという現実を突きつけらたなぁ。ゆっくり大きく振れれば距離は変わらないということを体感できたので、あとは今取り込んでいる「フィニッシュを取れるスイング」と合わせてみようと思います。これでスイングが安定すれば、試打の甲斐があったということですからね!!

<PRGR「スーパーegg」アイアン>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:7▽打感の柔らかさ:6▽ミスの許容度:10

■ヘッド:ボディ=マレージング鋼(HS1400)、フェース=マレージング鋼(MAS1C)

■シャフト(重量/トルク/調子):「M-40」(SR=46g/4.6/中調子)、「M-37」(R=45g/4.3/中調子)、「M-35」(R2=45g/4.1/元調子)。

■価格:5本(#7~9、P、A)セット18万1500円、単品(#5、#6、AS、S)各1本3万6300円。※税込み