どーもです。2023年も残り3カ月弱となりました。今年は本業が忙し過ぎてこのゴルフ体験主義の更新も滞り気味ですが、筒氏とたむ。プロのコラム前は何とか更新できればと思っています。おそらく来年もしくは来年度には何らかの改善がされると思いますが…。新聞社に入った以上クソ忙しいのは覚悟の上でしたが、92年の入社以来、今が最も忙しいかもしれません。そんな訳でラウンドも体たらく状態ですが、まさに筒氏の今月のコラムはボクも意識していることです。「苦手なことは徹底的に避ける!」のですが、問題はその苦手を避けられなかった場合なんですよね…w というわけで、筒氏のコラムをお届けします!


■「FM さがみ」ラジオ番組内で自分のコーナーがスタートします!?

私事で大変恐縮ですが、この度「FM さがみ」ラジオ番組内でコーナーをスタートすることになりました! 何と10 年も続いている人気番組「横山健司のちょいとゴルフをしませんか」の中でのマンスリーコーナーですが、以前出演させて頂いたご縁で決まりました。


余談ですが、この番組オープニングで流れるテーマソングは完全オリジナル。YouTube でも人気の「ウタイスト」ヴォーカリスト石河美穂さんが横山プロの弾道が高い&お酒の席で生まれたとの理由で、テーマソングのタイトルが「ハイボール」になったそうです(笑)


「横山健司のちょいとゴルフをしませんか」番組はリアルタイムのほか「ヨコヤマ・ゴルフスクール」HPアーカイブもありますので、ぜひ聴いてみて下さい。


■「3ホール1時間以内」で手軽にラウンド出来る「Golzy(ゴルジー)」は新規ゴルファー&ビジネスを創出する?

先日、手ぶらで3ホールラウンド「Golzy(ゴルジー)」オープニングイベントにお邪魔してきました。通常のラウンドは朝から晩まで!?の1日仕事ですが、「Golzy(ゴルジー)」は5本セットの専用クラブで「3ホール」を気軽にプレーする新スタイル。ゴルフ場なら練習エリアやエキストラホールがあれば、すぐに新ビジネスにもなりそうなゲーム。それ以上に「まだ本コースは早いかな?」と自信がないゴルファーや、親子やカップルで「誰でも」「気軽に」コースデビューできてしまう「新規ゴルファー創出」プレースタイルにもなりそうです。


ゴルフクラブやゴルフボールを打たない「〇〇ゴルフ」もたくさんありますが、ゴルフクラブでゴルフボールを打てる「安価でお手軽スタイル」なゴルフプレーが今後もっともっと広まるとうれしいですね。「インドアゴルフレンジKz亀戸店」でも、これからコースデビューする人や気軽に芝に慣れるためのイベントにも使えそうな気がします。


■プレーやクラブの「短所を克服」or「長所を伸ばす」自分ゴルフの上達に必要なのはどっち!?

先日とある「カレー屋さん」に。そこでカツカレーを食べたのですが何と「とんかつ」が美味しくボリューミーで、いろいろびっくりしてしまいました。残念なことに、そのカレー屋さんは「とんかつ」を前面にせず、全く別のカレーをアピールしていて、僕もノーマークでした。「美味しいとんかつ屋さん」なのに「カレーも食べられる店」なら、もっと早く行っていたのに…と(笑)


ちょっと話が飛躍しますが、ゴルフにも似たようなこと(?)がよくあると思っています。自分では「苦手意識」があり、ラウンドでも気にしているのに「結果に反映されない&改善されない問題」です。確かに「苦手な」番手や状況の克服はスコアアップや上達に必須ではあります。だからと言って、苦手克服の練習ばかりしていると「嫌いなピーマンばかり食べて」余計に苦手になることもゴルフにはあります。むしろ「大好物の中に切り刻んで」のように得意な番手や比較的に自信があるショットの延長線にする方が、8万人以上にアドバイスした経験則としては、「結局は上手く行くようになる」傾向が大きいと感じています。


「ドライバーが下手だから」練習場で特訓したことも、「バンカーが怖い」から機会がある度に練習しまくった経験は僕もありますが、「経験」は出来ても「上達」のプラスにはならないことの方が多い気がします。



■ラウンド日が近い時こそ「練習のための練習」は厳禁!?

この時期は、会社や仲間同士のコンペも盛んに。大事なラウンドで気合いが入っていても「練習のための練習」で空回りしないように、ちょっとしたコツを提案したいと思います。


カッコ良いスイングでドライバーを真っ直ぐ飛ばしてセカンドショットをピンそばに乗せてバーディーパットを…は理想ですが、「現実は甘くない」のがゴルフ。スコアメイクをするなら、今の自分が出来る範囲での成功パターンと失敗パターンの「何が違うのか?」くらいは分析しておく必要があります。例えば「バンカーに入ると大叩き」なら、練習する機会がないバンカーショットのスイングを研究するより「とにかくバンカーを避けて」、なおかつ「バンカー越えのアプローチ」を準備するなど。ドライバーが左右に散らかって「打ってみないと予想もつかない」なら、ドライバー以外で「予想がつくクラブで打つ」に慣れる練習が必要ではないでしょうか?


スイングも然り。「バックスイングが浅い」や「体重移動が下手」を克服するよりも、「自分の癖が出ようが出まいが芯に当たる」準備をしたり「手打ち」や「打ち急ぎ」で打ってもボールに当たる自信がつくことの方が、実践には有効だと思っています。スコアカードには「スイングの綺麗さ」を記入する欄はありません(笑)


スイングや知識など「基本」の習得も「コーチング」のメインではありますが、一方で「現場では何とかする」対処の仕方「しぶとい実践術」も指南することもあるものです。


文・構成/猿場トール


■筒康博 スイング・ギア両面から計測&解析を活かし、プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイス。人気インドア「ゴルフレンジKz 亀戸店」ヘッドティーチャーを務めるかたわら、さまざまなメディアに出演・連載中。ゴルフWEB マガジン「FITTING」編集長に就任し、自ら取材も行っている。


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