どーもです。連日紹介してきたPRGRのニューモデル「スーパーeggエボリューション」シリーズですが、今日紹介するアイアンが最後となります。先代のアイアンはマジでぶっ飛びだった記憶があります。確か200y超えを記録していたと思い過去記事を確認すると、なんと204.2y!! ニューモデルではそこまでの記録を出せませんでしたが…。何ともあれ、行ってみましょう。
まずは見た目から。
構造的には先代同様の中空構造です。「スーパーeggレボリューション」UTと同じくセンター部分が凹んでいますが、コンセプト的には同じということでしょうね。
フェースはシャロー。先代よりもシャローなイメージで、トップラインがよりフラットに変更され、印象的には長方形。トウが低くなっているフラット気味な印象も受けますが…
ソール幅は超ワイド!! でも、先代とは大きな変更点があって、それはトレーリングエッジのラインが弧を描くかたちに変更されたこと。トレーリングエッジ側の約3分の1が削られているので、抜けが良さそうかな。
ネックはグース。ボディが先代よりもボリューミーで、フェースプログレッション(FP)も大きい、いわゆる出っ歯系です。
構えみるとこんな感じ。先代も構えた時にバクーフェース下部が視界に入るのがちょっと苦手でしたが、新作はよりガッツリ見えます。ここまで視界に入ると、もはや“アイアン”ではなく、“アイアン型UT”と割り切れそうです。
今回試打したのは、オリジナル専用カーボンシャフト「スーパーegg」M-40(SR)フレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角62度、長さ38.25インチ、総重量334g、バランスC9.5。シャフトスペックは、重量46g、トルク4.6、中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。
持ってみた感覚ですが、重量的にはかなり軽めで、グリップもかなり細め。シャフトを手でしならせてみると、もちろんこれも軟らかめですね。しなりポイントは真ん中よりもちょっと先あたりでした。ワッグルしてみると、これもヘッドの振れ幅は大きめ。素振りしてみると、重心角がかなり大きいのか、ダウンスイングの途中で、すでにヘッドが返ろうとする動きがかなり気になりました。
実際に打ってみると、いつも通りのスイングだと、ボクの場合なぜか芯を食いませんでした。恐らく軽さから、スイング中に何かしらの操作をしてしまっていることを疑い、「とにかくレベルブローで低く長いインパクト」を意識すると、今度はビックリするくらいの高弾道!! ロフト角を考えれば、超弾道でもいいくらいでした。打感はUTに近いイメージで、かなりの硬さを伴う弾き系。でも、しっかり芯を食うと、その中でもほんの少しですがマイルド感もあります。まあ、芯を食えばうそみたいにボールが上がるので、打ち出し角で判断出できるかもしれません。試打時、「飛距離的には十分飛んでいるし、まあ、こんなものかな」でしたが、原稿を書くにあたり先代のデータと見比べると、HS、初速、打ち出し角はほぼ一緒なんですね。でも、飛距離的には約15y減。「ん~、これはおかしい!!」。一瞬スカイトラックのエラーも疑いましたが、どうやら最大の要因はスピン量なのかもしれません。先代が平均3155rpmに対して新作は5084rpm。これはシャフトおよびボクの打ち方の影響ですかね。弾道を見る限り、そこまでのスピン量には感じなかったのですが…
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS40.8m/s、初速52.3m/s、打ち出し角17.4度、バックスピン量5084.4rpm、サイドスピン-1015.0rpm、飛距離182.4y
【ベスト】
HS41.0m/s、初速52.6m/s、打ち出し角19.0度、バックスピン量4321.9rpm、サイドスピン-1473.5rpm、飛距離186.8y
打感は、硬さを伴う弾き系。かなりカンカンした感じで、球離れも速めです。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこちら
弾道的には高弾道。ロフト角を考えれば超高弾道ですね。もちろん、払い打ちでもガッツリ上がるとういか、むしろ払い打ちの方が上がりやすいかもしれません。弾道の見た目的には弾丸ライナー系でしたが、前述通り、先代よりもスピン量が多め。ボクの場合、その分飛距離をロスする結果となりました。
出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー。かなりヘッドが返ろうとする動きがあるので、それを抑える必要がある感じ。抑えないと例の持ち球でした(汗)
シャフトフィーリングと振り感ですが、前述通り、切り返しからダウンスイングにかけて、かなりヘッドが返ろうとします。正直、ボクにはやり過ぎ感もあって、対策をかなり意識する必要がありました。UTとアイアンはちょっと…でしたね。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38m/s以下にオススメで、払い打ち系スライサー向けですね。もちろん、このアイアンも高反発なので、対象者はある意味限られているとは思います。でも、飛距離でゴルフを諦める方がいるなら、そして皆さんの周りにいるなら、高反発モデルを1度試してみるか、オススメしてみてください。
<PRGR「スーパーegg エボリューション」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:6▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=マレージング鋼(AM355P)、フェース=マレージング鋼(C300)
■シャフト(重量/トルク/調子):「M-40」(SR=46g/4.6/中調子)、「M-37」(R=45g/4.3/中調子)、「M-35」(R2=45g/4.1/中調子)。
■価格:5本(#7~9、P.A)セット19万2500円、単品(#5、#6、 AS、S) 各1本3万8500円。 ※税込み












