男子ゴルフの米国選抜と世界選抜(欧州を除く)の団体対抗戦、プレジデンツ・カップ(17日開幕)に向け、世界選抜の石川遼(20=パナソニック)が15日、大会の行われるメルボルンに到着した。ほとんどの選手が会場のロイヤル・メルボルンGCで練習したが、石川遼は姿を見せなかった。

 世界選抜の主将を務めるグレグ・ノーマン(オーストラリア)は、遅れてコース入りする石川遼について「若いから時差ぼけも夜間飛行も大丈夫。明日(16日)はコース情報を頭に入れるだろう」と期待をかけた。

 1998年大会もこのコースで実施された。その時出場した米国選抜のタイガー・ウッズは記者会見で「98年と攻め方は違う。グリーンは硬いので、こぼれないように注意しなければ」と説明した。