石川遼(18=パナソニック)の米国-世界選抜対抗戦プレジデンツ杯2大会連続出場に追い風が吹いた。米ツアーのヒューストンオープン会場の会見で、次回11年大会の世界選抜、米国選抜主将に、グレッグ・ノーマン、フレッド・カプルスの再任が発表された。ノーマンは09年大会に主将推薦で石川を抜てき。電話参加した会見では「昨年の(世界選抜)12人の動向には、常に目を光らせている」と話した。

 昨年10月の同杯で石川は、タイガー・ウッズらを擁する米国相手にチーム最多の3勝。チームは敗れたが、史上最年少出場者として奮闘した。石川は8日開幕のマスターズに向け、先月30日より会場のオーガスタ・ナショナルGCで練習ラウンドを開始している。(オーガスタ=阿部健吾)