「全国中学校・高等学校ゴルフ選手権」(日本高等学校ゴルフ連盟、スポーツニッポン新聞社、日刊スポーツ新聞社主催、ダンロップスポーツ、宇部興産ほか特別協賛)の第59回個人の部開会式が6日、山口・宇部市渡辺翁記念会館で行われた。

 ハワイからのオープン参加を含む高校男子149人、同女子103人、中学男子76人、同女子58人の計386選手を代表し、高校男子団体の部優勝の広島国際学院・金谷拓実(2年)が「(70年前の)今日8月6日、私が生まれ育った広島に原爆が投下され、多くの命が奪われました。今、ここに立っていられるのは、故郷や多くの方々の支えがあったからです。最後まで全力プレーで戦います」と選手宣誓し、7、8日の健闘を誓い合った。

 高校男子は山口市の宇部72CC万年池東C、同女子が同万年池西C、中学男女は同江畑池Cで熱戦を繰り広げる。昨年高校個人2位の金谷は、団体の部と合わせ、2冠獲得に挑む。