男子ゴルフの全英オープン(20日開幕、ロイヤルバークデールGC)の米ツアー公式サイトによる優勝候補予想「パワーランク」が18日に発表され、世界ランク2位の松山英樹(25=LEXUS)は6番手予想となった。松山がメジャーの「パワーランク」1ケタに推されるのは今季初、15年全米プロ以来となる。1番手には世界ランク3位スピース(米国)が挙がった。

 予選ラウンドは直近のメジャー、全米オープンで優勝を争ったケプカ(米国)に加え、コースのある町で生まれたフリートウッド(英国)と同組。全米オープンでも上位をにぎわせ、欧州ツアーポイントランクでもトップに立つ26歳だ。17日の公式会見では「2人ともよく知っているし、いい組に入った。テレビ的にも“ナイスドロー”だ」とニヤリ。松山はもはや、地元英国のスター候補も名前を売っていく上で意識する存在にまでなっている。(英サウスポート=亀山泰宏)