昨年大会2位の岡山絵里(21=フリー)が、2年連続賞金女王イ・ボミの専属キャディーとのコンビで優勝に望みをつないだ。通算7アンダーの5位で出ると、ボギーなし、4バーディーの68で回り、通算11アンダーの4位に浮上。今週は欠場するイ・ボミのキャディー、清水重憲氏(43)にバッグを担いでもらい、アドバイスをもらいながら好スコアをマーク。「一緒にやっていて強くなれる感じが分かります」と感謝の言葉を口にした。

 7月上旬のニッポンハム・レディースで初めて清水キャディーとコンビを組んだものの、予選通過できなかった。もともと知人を通じて親交があったといい「1回予選落ちしたしリベンジでどうですか」とお願いしたという。ラウンド中のトイレに行くタイミングやコースに向かうタイミングなど助言を受け「小さいことから大事なんだろうと思った」と納得顔。1年前は首位で最終日を迎えて2位だった、「明日、どう終われるかで自分を評価したい」と集中力を持続していた。