フェアウエーキープ率35・71%は部門別53位とティーショットが暴れた1日。「なかなか珍しいゴルフしてますよね。7個取って6個ボギーは、なかなかない」と苦笑するものの、首位と4打差は悪くない位置。「離されないように。いいゴルフができれば、少しは差を縮められると思うんで」。終始穏やかな表情で話した後、練習場へ向かった。【亀山泰宏】

 ◆ピン型とマレット型 一般的にピン型は構えやすく操作性が良いとされ、ストローク中にフェースのブレが少ない。低重心のマレット型は直進性の高いボールが打ちやすく、芯を外しても転がりの差が少ないのが利点とされる。世界ランク2位スピース(米国)はピン型を愛用。世界ランク1位D・ジョンソン(米国)や4月のマスターズ覇者ガルシア(スペイン)、元世界1位のデー(オーストラリア)らテーラーメイドの大型マレットを使うトッププロも多い。日本ツアー屈指のパット巧者谷原は、グリーンのスピードによってエースのマレット型とピン型を使い分ける。