今季最後のメジャーが開幕した。悲願のメジャー初制覇を目指す優勝候補の松山英樹(25=LEXUS)は、残り3ホールで3連続バーディーを奪い、第1日を1アンダーで終えた。

 10番パー5からのインスタートで、いきなりバーディーを奪った。第3打のアプローチが大きくオーバーするも、15メートル以上のロングパットを沈めた。続く11番パー4でもアイアンショットでピン上3・5メートルにつけたチャンスを逃さず、連続バーディー。前半は3バーディー、2ボギーで1アンダー。

 後半に入ると、苦しむ場面もあった。3番から3連続ボギーをたたいて、一時は2オーバーまでスコアを落とした。

 しかし、7番パー5でバーディーを奪うと、ここから勢いを取り戻した。8番でもバーディー。最後は難しいと言われる9番パー4で、長いパットを沈めて3連続バーディーで締めくくった。