1打差2位から出た松山英樹(25=LEXUS)は、惜しくも日本男子初のメジャー制覇に届かなかった。一時は単独首位に浮上したが、11番から3連続ボギーで後退。5バーディー、6ボギーの73で通算5アンダーの5位となった。
一問一答は以下の通り。
-「流れ」という意味では、10番でトーマスのバーディーパットがコロッと入った
松山 (トーマスは)9番でも難しいパットを入れてましたし、10番でああいう形でバーディーを取って「持ってるな」と思っていましたけど…その後も11、12、13番と難しいホールで素晴らしいプレーをしていた。16番もボギーになりそうなところをセーブしたことで、17番でバーディーが来たのかなという印象はありましたね。
-メジャー最終日に優勝を争うプレッシャーはあった
松山 何か、日本ツアーでアマチュアでやっていた時のような緊張の仕方でしたね(苦笑い)。(スタート前は?)それ(緊張)は昨日もありましたし、今日の方がまだ落ち着いているなって感じはありました。今日の方がいいプレーができそうな雰囲気はあったんですけど、なかなか波に乗れなかったですね。
-勝ちたい気持ちは今まで以上に流れ込んできていたと思うが
松山 その気持ちの部分も、もっと成長しなきゃいけないと思いますし、ただやっぱり、自信を持って打てるような技術がないのかなって感じですね。
-今までで一番メジャー優勝に近づいた実感はある
松山英樹 最後の3ホールまで近いところにはいたので、そういう意味では近かったんじゃないですかね。
-メジャータイトルとの距離は近くなっている
松山 どうですかね…ここまで来た人はいっぱいいると思いますし、ここから勝てる人と勝てない人の差が出てくると思いますし、勝てる人になりたいなと思います。
--2日目を終えた時は「残り2日、自分がどういうプレーができるか楽しみ」と話していた
松山 このギリギリのところでやれるのは楽しいですし、そこで勝てればなおさら楽しいと思うんですけど、これを次に生かしていけるように。何をしたら勝てるのか(今はまだ)分からないですけど、また一生懸命、練習したいなと思います。
--最終日の最後まで優勝を争った経験は今後へどうつながっていく
松山 これは経験したからといって克服できるものじゃないと思いますし、その場数が増えていけば、それだけチャンスも増えているということなので、その1回が当たるように、もっともっとチャンスを増やしたいなと思います。