44歳の片山晋呉がH・W・リュー(韓国)との決勝を3アンド2で制して5季連続の優勝を果たした。倉本昌弘を抜いて単独5位となる通算31勝目。3番でリードすると反撃を許さず、16番を奪って勝負を決めた。ツアー最高額の賞金5000万円を獲得した。

 3位決定戦は高山忠洋が趙炳旻(韓国)を4アンド3で下した。

 ▽片山晋呉の話 この年齢になると疲労回復が遅れ、連日、トレーナーに体をほぐしてもらいながらの戦いだった。そんな中で勝ち上がってこられたので、こんなうれしいことはない。今後、大きな大会が控えているが手応えはある。優勝争いが楽しみ。