ポイントランク7位につける松山英樹は3バーディー、2ボギー、3ダブルボギーの75と崩れ、5オーバーで出場30人中29位となった。ボーナス1000万ドル(約11億円)がかかる総合王者には今大会の優勝が必須という状況で大きく出遅れた。

 ポイントランク22位のカイル・スタンリー(米国)が6アンダーで単独トップ。2打差でウェブ・シンプソン、ダニエル・バーガー、ブルックス・ケプカ(いずれも米国)とポール・ケーシー(英国)が続いた。

 ポイントランクトップに立つジョーダン・スピース(米国)は、同ランク2位のジャスティン・トーマス(米国)、同ランク5位のジョン・ラーム(スペイン)らと並ぶ3アンダーの6位。

 世界ランク1位でポイントランク3位につけるダスティン・ジョンソン(米国)は2アンダーの11位となっている。

 ◆総合王者の行方 ポイントランク上位5位以内はツアー選手権優勝で他選手の動向に関係なく総合王者となる。同7位の松山が総合王者となるには、ツアー選手権で優勝した上で(1)1位スピースが3人タイの2位以下(2)2位トーマスが2位タイ以下、という2つの条件を満たす必要がある。