賞金ランク3位の宮里優作(37=フリー)は3バーディー、3ボギーの72で回り、通算6アンダーの138で首位と5打差の10位となった。

 2番でパットボギーをたたくと、バーディーを取り返した直後の7番でもボギーとリズムに乗れなかった。「ダメですね。パッティングも良くなかったですし、ティーショットもバラバラ。ゴルフになってない。せめて(首位と)3打差までにはつけたかった」と首を振った。

 スタート前に賞金ランクトップに立つチャン・キム(27=米国)が腰痛で棄権した。「(C・キムは)いつも腰が痛いって言ってます。沖縄(前週平和PGM選手権)の時も腰が痛いって言って優勝しましたからね。今回は相当ひどかったのかな」と気遣ったが、宮里優に限らず賞金王を争う選手たちにとって逆転、もしくは差を詰めるチャンスとなるのは紛れもない事実。「明日(上位に)プレッシャーをかけられるように頑張ります」とムービングサタデーを見据えた。