44位から出た世界ランク5位の松山英樹は4バーディー、1ボギーでこの日ベストタイとなる69で回り、通算5アンダーの283で12位だった。

 1年ぶりのツアー復帰戦となるタイガー・ウッズ(米国)と同組で回り、スタートの10番でバーディー先行。ティーショットを大きく左に曲げた12番も第2打でグリーンまで運んでバーディー。18番も取って3つ伸ばして折り返した。3番で唯一のボギー。最終9番はアプローチがカップに蹴られてチップインイーグルはならなかったが、悠々とバーディーフィニッシュを決めた。

 ウッズは4バーディー、4ボギーの72で回り、通算3アンダーで23位。14番から18番までバーディーとボギーが交互となる出入りの激しい内容。後半2番のバーディーで一時は通算5アンダーまで伸ばしたが、4、7番と2つのボギーをたたいた。

 ジェーソン・デー(オーストラリア)、アレクサンデル・ノーレン(スウェーデン)、ライアン・パーマー、(米国)が通算10アンダーで並び、三つどもえのプレーオフに突入。18番パー5を使用する1ホール目でバーディーを奪ったデーとノーレンに対し、パーにとどまったパーマーが脱落。その後、18、16、17、18番と4ホールにわたった勝負で互いに譲らず、日没のため決着は29日に持ち越しとなった。