西村優菜(大阪・大商大高)が4バーディー、2ボギーの69で回り、通算4アンダーの138で首位と2打差の5位につけた。

 3番で10メートル以上のロングパットを沈めるなど、3連続バーディー発進。7番で1メートルを外して初のボギーをたたいたが、日本勢トップにつけ「ショットは悪くないので、パットさえ入れられれば、もっと(スコアが)出てるのではないかと思います。明日は、昨日今日のゴルフを続ければ、いいところにいけると思う。それで最終日に臨みたいです」と話した。

 1打差2位から出た昨季の日本女子アマ覇者、安田祐香(兵庫・滝川二高)はノーバーディー、2ボギーの73で通算3アンダーの8位に後退。「ショットはいいのに、パットが入らないというゴルフでした。思うようにはいかなかった。明日、上位にいる選手は必ず伸ばしてくると思うので、自分も崩さずにチャンスをものにしていきたいです」と気持ちを切り替えた。

 古江彩佳(兵庫・滝川二高)、稲見萌寧(茨城・日本ウェルネス高)、吉田優利(千葉・麗沢高)が通算1アンダーの9位。山口すず夏(東京・共立女二高)は通算2オーバーの17位で予選を通過した。

 佐渡山理莉(沖縄・名護高)は通算9オーバーの54位でカットラインに1打届かず、決勝ラウンドに進めなかった。

 今年新設された大会で、優勝者にはANAインスピレーション、全英リコー女子オープンのメジャー2大会、米ツアーのHSBC女子チャンピオンズの出場権が与えられる。