2年連続出場の池田勇太(32=フリー)は1バーディー、3ボギーの73で回り、2オーバーの49位だった。

 4番でボギーが先行も、5番で残り146ヤードからピンそば30センチにつけるバーディー。後半は10、14番とボギーを重ねてスコアを落とした。選手を悩ませているポアナ芝のグリーンへの対応の難しさは、池田も例外ではない様子。「パーパットは1、2メートルが入ってくれたのに、バーディーパットになると入ってくれない。1ピン(2・5メートル)くらいの入れどころが入ってくれないのがつらい」と話す。

 それでも、標高が高くボールが飛ぶコースでもアイアンの距離感を乱すことなくチャンスはつくれていた。「ショットは悪くない。1つ入れば、きっかけで変わっていくゴルフの内容。ズルズルといかないようにやりたい」。我慢を重ねて浮上につなげる。