山本彩乃(山口・高川学園高2年)がイーブンパー72の好スコアで西日本決勝大会(3月31日~4月1日、兵庫・大宝塚GC)にトップ通過を果たした。

 「アプローチがだめで、リカバリーが利かなかった」とまずは反省の言葉が出た。インからでて10番で2メートルを入れるバーディー発進。11番でラフにボールが突き刺さってボギーにしたが、14番で2メートル、16番では第2打をピンそば10センチにつけてバーディーとし、2アンダーで折り返した。

 2番で取って一端は3アンダーまで伸ばしたが、6番ではバンカーで目玉になりダブルボギー、8番では1メートルを外してボギーにしたのはもったいなかった。昨年も西日本決勝大会に進んだが、第1日出遅れて、結局世界ジュニア代表まで3打差の4位に終わった。「去年は速いグリーンへの対応が下手だった。アイアン全般が得意なので、今年はグリーンにしっかり乗せて、1メートルのパットを外さないようにやります」と、雪辱を期す。