アン・ソンジュ(30=韓国)がプレーオフ(PO)を制し、ツアー24勝目を飾った。

 通算11アンダーで鈴木愛に並ばれ、POに突入。18番で行われ、いきなり4メートルのバーディーパットを沈めて決着をつけた。

 鈴木が65で回って追い上げてきただけに、アンは優勝会見の第一声で「正直、負けると思いました。愛ちゃんが調子良かったから」と素直に明かした。

 昨年3月のツアー開幕戦、ダイキン・オーキッド以来の優勝で「私はもう、優勝できないと落ち込んでいた。今朝、ホテルから向かう時にも『できる?』『できる?』と自分に聞きながら、悪い考えをするのはやめようと言い聞かせながら(コースに)来ました」と明かした。

 次なる目標については「次は25勝目を目指していきたい。30勝をするのは、ちょっとキツイかな」と笑った。