首位スタートの石川遼(26=CASIO)が、ハーフを終え、2バーディー、ノーボギーでスコアを2つ伸ばし、通算10アンダーで首位に立っている。

 石川は、スタートの1番パー4でバーディーを奪い、3番パー3でもバーディーと、早々とリードを広げた。その後は、スーパーショットで苦しい場面をしのぎ、10アンダーをキープした。特に9番では、ドライバーでコース右斜面の植え込みに打ち込むトラブル。

 しかし、植え込みの根元からアイアンで斜面の傾斜を利用してボールをフェアウエーに戻した。第3打は、グリーン奥5メートルを残したが、そのパットを沈め“スーパー・パー”。大勢のギャラリーが大歓声でプレーをたたえ、この日一番の盛り上がりとなった。T・クロンパが9アンダーで2位、宋永漢と、重永亜斗夢が7アンダーで続いている。