14年大会覇者の松山英樹(26=LEXUS)は4バーディー、3ボギーと3日連続の71で回り、通算10アンダーの278で13位だった。次戦となる14日開幕の全米オープン(ニューヨーク州)に向け“猛練習”を復活させる考えも示唆した。

 前日最終18番のティーショットで“気付き”を口にしていた松山は「昨日最後にいい兆しが見えたんですけど、先は真っ暗で終わりましたね」と言った。ボギー先行で優勝争いに絡めず、18番をピンそば2メートルにつけるバーディーで締めても「セカンドはダフってフライヤーして…」と“結果論”を強調した。2月に左手親指を痛めて以降、特にショットに関して、かつてのような猛練習は控える傾向にあった。「球打ちを今までの倍ぐらいする感じで。僕自身、球数を打たないとうまくいかないプレーヤーなのかなと思い始めたので」。全米開幕まで限られた時間で調整に明け暮れる。